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みづきのブログ  (記事はあくまで個人的見解です。 また、勝手ながら混乱や荒しを避けるため コメントの掲載、対応は控えております。 あらかじめご了承下さい。)
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VRゲームが話題になってからしばらく経ち、製作者サイドの開発環境が整っていないためか、少し足踏み感のある現状ですが、ゲームも伸びはともかく様々な分野ではまだまだハードもソフトも開発されているようです。
そんな中、VRサウンドを身近にさせるような製品がじわじわ話題になっています。
その代表格がおそらくWAVES ( ウェーブス ) Nx Head Trackerでしょう。
簡単に説明すると手持ちのヘッドホンをBluetooth4.0対応のモバイル端末等に専用アプリを入れてNx Head Trackerで再生するとVR音響が体験できるものです。
特徴はヘッドセットモニタや専用ヘッドホンを省きヘッドホンアンプのような役割に特化させ価格を抑えている点でしょう。
理屈の上ではイヤホンでも使用可能ですがヘッドホンのヘッドバンド部に固定し頭の動きを感知する構造のため事実上はヘッドホン向けです。
また、これまではVRなど立体音響系の空間再現は音源がモノラルであることが前提とされることが多かったことに対し、ステレオの定位を利用することができ通常の再生音源でそのまま体験できることでしょう。
ここは、これまでのヘッドホンサラウンドの進化形とも言え、手軽さがあります。
基本的にはBluetooth 4.0 BLE (Bluetooth Low Energy)対応機種でNx Mobile App(Android版、ios版ともに無償ダウンロード可能)をインストールして楽しむのがスタンダードな使い方のようです。ただし、Bluetooth機器の複数使用での作動条件などは閲覧可能なマニュアルが簡素であることと使用者レビューがまだ少ないことがあり、未確認です。
もちろん、使用する端末の性能でも処理速度や他のアプリとの併用条件の変わると思われるので気になる方は販売店や代理店に問い合わせてみてはいかかでしょうか。
たぶん、モバイル端末でVRサラウンドを使用しながら他の作業もする想定はしていなさそうですが。
また、PC向けにもアプリNx Head Tracker(有料)は公開されていますがMacOS X 10.9.5–10.12.1とWindows 8.1 64-bit、Windows 10 64-bitWindows 10 Creators Update非対応)となっています。Windows 10 Creators Updateではいろいろなところで基礎的な変更点あるようでこのアプリもひっかかているようで現状では対応予定などは報告されていません。
製品を販売していく以上、いつかは更新されるとは思いますがタブレットなどモバイルでもWindowsの場合はご注意下さい。
 ここまでは楽しみ方でしたがWaves NXプロジェクトとでは製作も含まれておりプラグインエフェクトとして有償ではあるがNx-Virtual Mix Room over Headphonesが追加購入できDAWでVR化できるようです。ただ、Nx Head Trackerを使用していることを前提として演算されるので仕上がりがそのままバイノーラルのようになるわけでわないようです。
しかし、全く効果がないようではなさそうなので少し変わった空間エフェクトを追加したい場合は許容できるでしょう。
現実的な活用法としてはVR映像の作成ツールは少しづつ出てきているのでそれで作成した映像に通常編集の音声を付属させNx Head Trackerを組み合わせて使用すれば煩雑なコンテンツ作成をある程度簡略化でき、体験型の研修、実習、デモンストレーションが手軽になると考え、個人の楽しみだけではなく中小の企業でもVRの裾野が広がるかと思います。
 他にも面白そうな組み合わせはありそうですが日本語でのアナウンスが少ないので面白そうなものと言ったところが正直なところですが全体的な価格が下がり楽しめる機会が増えそうなのは期待です。
当たり前ですがピュアオーディオ系ではなさそうで、アプリで効果のON、OFFはできるようです。
価格はメーカーやショップのキャンペーンで違いがあるようなので、一応リンクは貼っておきますが、検討の際はアフターサービスと共に比較した方がよさそうです。
WAVES ( ウェーブス )  / Nx Head Tracker
WAVES ( ウェーブス ) / Nx Head Tracker


サウンドハウス
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今回は国内でも販売が始まっているmarantz PROFESSIONAL ( マランツプロフェッショナル )のUSB接続タイプのコンデンサーマイクを紹介します。
 まず、marantzブランドそのものについて簡単に触れておきますと、オーディオブランドとしては結構有名で、あまり癖が強くないため入門から中級価格ではピュアステレオからサラウンドアンプまで根強い支持があります。
ただし、親会社が変わる度に少し方向性が変わるので身近なユザーでも少し印象が違うため様々な過去記事は参考程度にする心構えが必要でしょう。
そのブランドが近年、レコーディング分野に乗り出したのがmarantz PROFESSIONALになります。
製造ラインが随時改良中のような雰囲気なのでなるべく新しいロットを引き当て、サポートもしかりした販売店で購入することをお勧めします。

 さて、本題の製品で入門機はMPM-1000Uです。
簡単な仕様は指向性:カーディオイド、周波数特性:20Hz/17kHz、A/Dコンバーター:16bit/48kHz、USBバスパワー(iPhone、iPadとの接続には、別途Apple社製のUSBカメラアダプターなどが必要です) 、マイクホルダーとUSBケーブル付属です。
入門機としては標準的な使用ですがコストバランスは魅力です。
注意点はスタンドやポップガード別、ヘッドホン端子なしです。

marantz PROFESSIONAL ( マランツプロフェッショナル )  / MPM-1000U

 続いてはRetro Cast、製品名通りレトロ風のデザインで動画配信で画面映えするでしょう。
簡単な仕様は指向性:カーディオイド、周波数特性:40Hz/16kHz、USBバスパワー、USBケーブルと3/8"スタンドアダプターとミニ三脚スタンド付属です。
バスパワーですがダイナミックUSBマイクロホンとなっていてコンデンサーマイクよりは感度が低いようです。
注意点はこちらもヘッドホン端子はないようです。

marantz PROFESSIONAL ( マランツプロフェッショナル )  / Retro Cast

 最後にMPM-2000Uで1000Uの上位機種になります。
仕様は指向性:カーディオイド、周波数特性:20Hz/18kHz、A/Dコンバーター:16bit/48kHz、USBバスパワー、ショックマウントホルダーとUSBケーブル付属です。
どれほどの差があるのかは不明ですが、USBマイクより単体コンデンサーマイクの質に近いのかと想像します。
注意点はスタンド別、ヘッドホン端子なしのようです。
marantz PROFESSIONAL ( マランツプロフェッショナル )  / MPM-2000U
 全てに共通ですがUSB接続で別途レコーダーに接続するなど応用がきかないので作動環境や対応アプリは販売店やメーカー代理店に問い合わせするのが安全でしょう。



楽器・音響機器・舞台照明 サウンドハウス
個人の配信や放送で調べると定番機材としてUA-33(TRI-CAPTURE)やUA-55が登場する機会も多いと思いますが、これらの機材は次世代に移行しつつあります。
まず格安を除き、配信機材として定番機種になったUA-33の後継になりそうなのがUA-4FXⅡです。
現在、メーカーサイトでもUA-4FXⅡとUA-4FX2が同一製品紹介ページで機種名表記されていますが
単なるタイプミスなのか、出荷国などで分けているのかは不明です。
とりあえず、機能についてはファンタム48V搭載、ギター他ハイインピーダンス入力可、エフェクター搭載、ループ・バック(PC音の配信)とオン・エアのスイッチを搭載など概ね1人か少人数での配信向け機能は搭載しています。
デザインはコンパクトするためか、真空管アンプシミュレーター搭載を思い出させるためか、少し以前のモデルに戻った印象があります。
注意点は24bit・96kHz、192kHzサンプリング周波数にも対応となっていますが内部処理は48kHz(24bit)でハイレゾレコーディングは想定外です。
手軽さが売りの機種でしっかりしたハイレゾレコーディングを求める需要は少ないと思われますが買い替えでせっかくだからサンプリングレートも引き上げたい方は一考が必要でしょう。

 次にUA-55はRubix24以上のモデルが後継にあたるかと思います。
こちらは最大24bit/192kHz、2in/4outの基本機能とともにコンプレッサー/リミッター搭載やMac及びiPad対応のUSB Audio DeviceClass 2.0作動(iPad との接続にはApple社製の接続アクセサリが必要)など近年のオーディオインターフェイスを詰め込んだ形です。
あえての注意点は機種というよりシリーズモデルについてですがRUBIX22は画像などを確認したところループバック(ステミキ機能)は本体で搭載していないようです。
ドライバーやアプリで対応する予定なのか、お手軽配信は想定外なのか、気になる方はメーカーに問い合わせ下さい。
Rubix24なら間違いはないと思いますが、配信に必要なスペック、通信環境に不安がある場合は同じくメーカーに問い合わせが無難でしょう。
これらのモデルに限らず当たり前と思っている機能がない、PCや端末がパワー不足ということは結構あるので(私も経験がありますが)必要な機能、環境についてはしっかり整理し精査して下さい。


ROLAND ( ローランド )  / UA-4FX2 STREAM STATION
ROLAND ( ローランド ) / UA-4FX2 STREAM STATION
 

ROLAND ( ローランド )  / Rubix24 USB Audio Interface
 ROLAND ( ローランド ) / Rubix24 USB Audio Interface  
 


サウンドハウス
これまでにも立体音響として紹介してきたマルチチャンネルサラウンドどバイノーラルに加え、そろそろVR音響にも書く時代になりました。
 まず簡単に整理するとサラウンドは基本的に複数のスピーカーを配置し音の出る方向を再現する方法で最もシアターで用いられています。放送でも一部採用されている5.1チャンネルがベターですが特定の劇場や展示では20チャンネル以上もあるようです。
収録の方法は一応、複数のマイクを内蔵しマルチトラックやリアルタイムで指定の形式も存在はしますが映像作品として製作される場合は台詞や効果音は別々に用意し編集します。
サラウンドアンプの中にはヘッドホンシアターのような名称でヘッドホンでも臨場感を得られるモードもあります。
また、稀ではありますがヘッドホンサイズの中に実際に複数のドライバーを内蔵し耳元で再現するモデルもありますがこの場合は専用のヘッドホンとセットになっています。
 バイノーラルはほとんどの場合、ダミーヘッドマイクやリアルヘッドに装着するタイプで聞えたままをステレオ(2チャンネル、2トラック)で収録し、ステレオヘッドホンかイヤホンで再生すると定位を含めた臨場感を再現できる方式です。
方式としては後から編集する方法もありますがバイノーラル音声の需要自体が限られている事と再生には一人に一台ヘッドホンかイヤホンが必要なことなどから長編作品ではあまり用いられていません。
聞いたときのリアリティーは支持されていますが頭も耳もみんな違うのでそれほどリアルに聞こえないこともあります。
 さて、VR音響については基本的にVR映像に合わせて開発が進んでいる技術の仮称で明確な統一規格はまだないようです。
VR映像も一人一台が基本であるためゲームが引っ張っている現状ですが家庭用シアターとしても進みつつあります。
モニターが装着型のため音声もヘッドホン、イヤホンになります。
高度な技術ではセンサー連動でサラウンドへ再現もできなくはないですが、全方向が持ち味のVRに対応するサラウンドシステムがそれこそ劇場クラスなので現実的ではないようです。
順当に考えると音声オブジェクトをリアルタイムでバイノーラル変換が王道ですが注目を集めているのはまだ日本で販売されていないゼンハイザーの全方向マイクAMBEO VR MICです。
全方向と書くと単なる無指向性のように思えますが、このマイクは4機のマイクカプセルを内蔵し特殊なマイク出力から収録することにより全方向からの音が中心点に向かう定位を持った音源を作成します。
その後専用のアプリAmbisonicsで定位を再現できます。
また、音素材をこのアプリで定位編集もできるようです。

つまりは音声オブジェクトをリアルタイムVR化できる基礎がすでにあるわけです。
もちろん各社、独自で効果的なシステムは開発しているようですが、一般のアマチュアが触れるシステムとしては最短距離にあります。
ただし、マイクは高級品クラスの価格です。
バイノーラル編集も3Dコントローラーでリアルタイムに定位を移動させるところまでは開発が進んでいたので当然再開発が本格化する可能性はありますが。

とりあえず、今のところはカメラを持ってバイノーラルマイクを装着して撮影するのが手軽なところなので少し遊べるマイクを紹介しておきます。
MICROPHONE MADNESS ( マイクロフォンマッドネス )  / MM-BSM-5
MICROPHONE MADNESS ( マイクロフォンマッドネス ) / MM-BSM-5
おそらくアウトレットなどを除くと最安値クラス(為替変動による)の装着型バイノーラルマイクです。
ショップページには未掲載ですがプラグインパワー作動タイプです。
ただし、極性や接続可能機材は何とも言えないので検討の際はショップに問い合わせて下さい。



ROLAND ( ローランド )  / CS-10EM

ROLAND ( ローランド ) / CS-10EM
日本では最もベターで低価格帯の装着タイプのマイクです。
イヤホンとプラグインパワーマイクの一体型で便利ですが本格マイクにはやはりリアリティーが落ちるようです。
ただし、そもそも音源を比べることもまずないですし、日本で一般的なメーカーなのが入門として安心です。



楽器・音響機器・舞台照明 サウンドハウス
先日、MP3のライセンスプログラムを終了したとの発表を見かけた方も多いかと思います。
これは現時点でMP3が即座に使用不可になるわけでもなく、何か脆弱性があったわけでもなく、単なる開発者の権利が期限を迎えただけです。
ですのでファイルの再生や作成について今のところは問題ありません。
今後については再生、作成共に使用しているアプリが対応を続けるかどうかです。
音楽や音声の製作についてはそもそもデータが間引かれた圧縮音源で素材をつくることがリスクを伴う行為なのであまり関係ないですが、配布やアップロード、ダウンロードでは未だに圧縮音源の需要は高く経過観察が必要でしょう。
音楽の販売側は非圧縮ハイレゾやそれを活かすためのバランスヘッドホン端子を軸にしたい意向があるようですが、データ量と規格競争でまだ定着には遠いのが現実ですね。
そのなかでMP3が即刻消え去る可能性は低いですが、順当に移行するとすれば音質面と普及率でAAC形式が最も有力でしょう。
将来性も加味するとMPEGーHやISO-MPEGも有力ですがこちらは再生と作成を標準で搭載したアプリが増えるかどうかでしょう。
もちろん音質は形式だけではなく変換レートやハードの問題も大きく関わるので一概に予想は難しいですが、製作しアップロードで発表が多い場合は利用しているサービスなどに適した以降が必要となるかも知れません。
私が利用している配信サイトでは音声はMP3のみ対応ですが現時点で今後どうするのかに全く触れられていないので待ちの状態です。


STEINBERG ( スタインバーグ )  / WAVELAB ELEMENTS 9
STEINBERG ( スタインバーグ ) / WAVELAB ELEMENTS 9


INTERNET ( インターネット )  / Sound it! 8 Premium for Windows
INTERNET ( インターネット ) / Sound it! 8 Premium for Windows


INTERNET ( インターネット )  / Sound it! 8 Pro for Macintosh
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HN:
みづきさとし
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性別:
男性
趣味:
バイオリン鑑賞
自己紹介:
趣味の全般は音楽、特にバイオリンは奏法も価格も手の届かない存在なので完全趣味です。

現在、アフレコ主体の複合創作サークルで取り纏め役を務めています。

ペタペタと広告を貼っていますが、自分の興味のない分野を売り込めないのが悩みだったり。
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