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みづきのブログ  (記事はあくまで個人的見解です。 また、勝手ながら混乱や荒しを避けるため コメントの掲載、対応は控えております。 あらかじめご了承下さい。)
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ここではボーカル向けのダイナミックマイクやコンデンサーマイクを想定して声を録音する際の注意点を幾つか紹介します。

ボーカル収録において使用するマイクは単一指向性や狂指向性が主流でこの指向性の場合は一方向の音源によく反応するように設計されています。
角度範囲は仕様書を確認していただきたいですが単一指向性で大凡30度程度です。
この範囲を外れると近いても正常に信号化されず篭った音や痩せた音に聞こえます。
またこの範囲に居ても声の場合は声の進行方向がマイクに向いていないと正常な音質を得られません。
ですので声の場合は正面に立ちマイクに通すように発声します。

角度とともに重要なのが距離です。ざっくり言うと10cm~30cmの範囲ですがマイクの個性と狙う表現法によって適正距離を探って下さい。
ダイナミックマイクは距離により減速が大きく離れすぎるといくら大きな声を出しても正常な温室は得られません。
コンデンサーマイクは1m程度離れも十分なレベルを得られる機種も多いので距離感を表現したい場合は声の大きさだけではなくマイクとの距離も工夫するとよいでしょう。

よくある失敗が台本や譜面を確認しながらの録音の際に頭の位置が左右にブレ指向性範囲を行ったり来たりで音質、音程が安定しない事があります。
また、口とマイクの間に台本や譜面を挟んでしまい声が遮られる事もよくある失敗です。
何度かテイクを重ねた素材のよい箇所を編集で合わせる場合はあまりにガラリと音質が変わると聴き手に違和感を与えるので特に注意が必要です。

対策で一番有効なのがマイクスタンドでしっかり位置をキープする事。
このためブームタイプのスタンドが一本あると随分利便性が向上します。

K&M(ケーアンドエム)/21070B
最も汎用性の高いのは標準ブームスタンド。
当たり前ですがブームを外せばストレートとして使用できます。

HERCULES STANDS(ハーキュレススタンド)/MS540B
座ったままのトークや楽器演奏に便利なのはショートブーム。


K&M(ケーアンドエム)/21021B
オーバーヘッドブームはブームとの接触を防ぐため頭上からマイクを下げて使用する場合が多い。
また、ドラムなど複数本のマイクをセッティングする場合は標準、ショートと組み合わせマイクスタンドの渋滞を防ぎます。

 

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使用するもの、PC、USBケーブル、オーディオインターフェイス、マイクケーブル、マイク、マイクスタンド他アクセサリー。
まずはPCを立ち上げますがオーディオインターフェイスを接続するまでソフトは立ち上げないで下さい。
USBでPCとオーディオインターフェイスをUSBで接続するだけですがACアダプターが必要な機種は接続後に電源を投入します。この時、インターフェイスのゲインやボリューム類は全て最低まで下げておき、ファンタム搭載機種ではファンタムもオフにしておきます。ここでボリュームが上がっていたりマイクなどがせつぞくしたままであったりするとショートで思わぬトラブルを招くので注意してください。
ドライバーが別途必要な場合は環境にあったドライバーをインストールして下さい。
録音、編集ソフトの立ち上げははこの時点でもマイクセッティング後でもかまいません。
正常に接続したらマイクケーブルを使用しマイクとオーディオインターフェイスを接続します。コンデンサーマイクの場合は接続してからファンタムをオンにします。又外す時はオフにして外します。
マイクスタンドの設置は接続前でも後でも構いませんがセッティングをする際は必ずボリューム類は下げて行います。
インターフェイスによってはマイクとラインの切り替えスイッチがあるのでマイクの場合はマイクに切り替えておきます。
ソフトを立ち上げ入力の確認ですがオーディオデバイスの選択は各ソフトのマニュアルで確認して下さい。
ソフトによってはデバイス確認を行い一度立ち上げなおす必要があります。
また、入力系統と出力系統も個々に設定が必要な場合があります。
よくある問題としてレイテンシー(音の遅れ)がありますがドライバーの選択やバッファサイズの変更などソフトの推奨基準で対策を行って下さい。
入力レベルの確認はゲインの調整で行います。ミキサータイプの場合はチャンネルフェーダーとマスターフェーダーを適正位置付近に調節し足りないレベルをゲインで補正するという手順で行います。あまりゲインに頼りすぎるとノイズも増加すると考えてください。
声は以外とレベルの調整が難しいです。ただレベルオーバーで歪んでしまうと補正のしようがないのでなれないうちはあまり欲張ってレベルを上げすぎないように注意しましょう。
この時にリアルタイムエフェクトでコンプレッサーが使用できたりミキサータイプでコンプレッサーを経由させたり、コンプレッサー機能搭載のインターフェイスやミキサーを利用すると事故の軽減に役立ちます。
ただしこれも頼りすぎると不自然に音量変化となるので収録時は軽めで必要であれば編集時に再度コンプレッサー処理を行う方が安全です。

YAMAHA(ヤマハ)/AUDIOGRAM6
ワンノブコンプ搭載、簡易ミキサータイプのオーディオインターフェイス YAMAHA(ヤマハ)/AUDIOGRAM6
手軽にアナログコンプレッサーを使えるのが魅力です。

YAMAHA(ヤマハ)/MW8CX
ワンノブコンプ搭載、コンパクトミキサータイプのオーディオインターフェイス YAMAHA(ヤマハ)/MW8CX
マルチプレーヤーやバンドにはうれしいアナログミキサーとしての機能を搭載。

YAMAHA(ヤマハ)/MG102C
ワンノブコンプ搭載コンパクトミキサー YAMAHA(ヤマハ)/MG102C
シンプルなオーディオインターフェイスに加える事で随分便利になります。

BEHRINGER(ベリンガー)/MDX2600
オートコムを備えた2チャンネルコンプレッサー BEHRINGER(ベリンガー)/MDX2600
プリアンプやミキサーと組み合わせて便利なアナログコンプレッサー。
オートコムという自動でコンプのかかり具合を調節してくれる機能があり初心者でも扱いやすいモデルです。

サウンドハウス  

歌ってたみたやサウンドドラマで必要になるのが音声編集ソフトですね。
インターフェイスパンドルソフトでも編集機能はありますが、中古であったりUSBマイクを購入した場合などはは別途にソフトが必要なので紹介しておきます。
単体のフリーソフトではAudacityが人気があるよで一部インターフェイスのバンドルバージョンもあるようです。
とりあえずの編集からプラグインを追加しての編集も可能であるためフリーからのスタートでは候補としてよいと思います。
アフターや作曲と音声編集の両立を考えるとやはり製品が欲しくなると思います。
そこで安心の定番シリーズのソフトを紹介しておきます。
STEINBERG ( スタインバーグ ) / Cubase 6

まずはWindowsベースでシェアの高いCubaseです。
Windows環境を想定し設計されています。
使用するグレードは個人の環境によりですがLE版がバンドルされている場合、バージョンによりアップグレードの対象になっているかも知れないので一度確認して下さい。
機能が多彩であるため操作やマニュアルも簡単とは言えないですが間違いのないソフトである事は確かです。


AVID ( アビッド ) / Pro Tools 9
Macベースで設計されているのがProToolsです。
世界のレコーディングスタジオでのシェア率NO.1。
エンジニアを目指す場合は一度は経験した方がいいソフトです。

どちらのソフトもWindows、Mac両対応でソフトの作動は問題ないようです。
しかし、周辺機器となると開発ベースが想定環境となっているため完全互換とはならない場合もあります。

定番以外にも色々なソフトがありますが自分に合った環境を見極めるにはマルチトラックレコーディングと編集に対応しているか、オーディオトラックとMIDIトラックの制限数、対応サンプリングレート、搭載音源、標準エフェクト、入出力対応フォーマット、VSTプラグインの対応と使用可能数、など最終的に仕上げたい形を元に逆算で必要な機能を絞ると過不足のない環境にたどり着けると思います。

サウンドハウス
音質は改善したいがシステムの構成が良く分からない、という方にUSB接続できてある程度の音質が期待できるマイクをご紹介します。
BEHRINGER ( ベリンガー ) /C-1U
BEHRINGER(ベリンガー)/C-1Uはその名の通りコンデンサーマイクC-1をベースとしたUSBマイクです。
バスパワー方式の給電の5V電圧なので通常のコンデンサーマイクを完全再現とはいかないがヘッドセットやスタンドマイクとは別物のボーカルマイクとしての音質は期待できます。
フリーソフトで簡単高音質録音ならこれが一番かも。
ただし音質が向上した事を確認するための再生音質が確保されていないと良さを実感できないかも知れません。

サウンドハウス
一緒にそろえたいスタンドとポップガードも紹介します。
K&M ( ケーアンドエム ) /25420
標準サイズのブームタイプが結局一番使えるスタンドです。

K&M ( ケーアンドエム ) /23956
ポップガードはブレス、マイク吹きを軽減させてくれます。
特にコンデンサーマイクではちょっとしたブレスでも再現されてしまうので必要なアイテムです。



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HN:
みづきさとし
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性別:
男性
趣味:
バイオリン鑑賞
自己紹介:
趣味の全般は音楽、特にバイオリンは奏法も価格も手の届かない存在なので完全趣味です。

現在、アフレコ主体の複合創作サークルで取り纏め役を務めています。

ペタペタと広告を貼っていますが、自分の興味のない分野を売り込めないのが悩みだったり。
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