みづきのブログ
(記事はあくまで個人的見解です。
また、勝手ながら混乱や荒しを避けるため
コメントの掲載、対応は控えております。
あらかじめご了承下さい。)
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
とにかく低価格でダイナミックマイクをバランス入力できるインターフェイスがないか? と探すケースも多いようです。
一般的には8000円以上、マイク入力のみでも5000円以上というのが通例です。 その中で少しづつ売り上げを伸ばしているのがBEHRINGER(ベリンガー)/XENYX 302USBです。 XLR、TRSコンボのマイク入力とRCAステレオ入力対応のUSBインターフェイスという仕様です。 昨年に発売されていたのですが、個人的にはちょっと様子見でした。 理由としてはXLRマイク入力が15Vファンタム常時出力がなんなのかというのが一つ。 15Vというとプラグインパワーの高出力タイプに近いでいすがXLRで出力する理由が不明、対応したマイクがあまりに少ない事と対応マイクの殆どがバッテリー駆動可能なので常設電源はあまり必要ではないので。 英文製品紹介ページを見る限り同社のXM8500ダイナミックマイクを使用できるような図解があったのですが接続の仕方がケーブルではなく矢印で表示してあったのでTRSに変換しなければらない変則仕様かもしれない可能性があります。 仕様書ではマイク入力としてXLR、TRSコンボと記載されていたのでTRSでもマイクゲインに対応していると考えられ使用そのものは問題なさそうです。 各レビューの様子を見ている限りダイナミックマイクを使用しているようで特段のトラブルや変換に関する記載もないのでXLRでも使用は可能のようではあります。 ただ一部もゲインを上げるとノイズが乗るともあったのでもしかしたらファンタム由来かも知れません。 あとはミキサータイプながらライン入力がRCAであったりPC内音源の利用(ステミキ機能)の設定ができるようですがマニュアルが英文であるためどこまで出来るかが不明であるのが初心者にはハードルとなりそうと禁断していました。 とりあえず現状ではレビューを頼りに使う事が可能になりつつあるので今回記事にしてみました。 PR
今回はオーディオインターフェイスの注意点の一つを書いてみます。
それはインターフェイスのモニター音質、特にヘッドホン出力はメーカーや機種ごとの個性があるという事。 音質の個性が出やすい出力系統を大まかに並べるとヘッドホン出力、各アナログ出力、各デジタル出力となります。 アナログ、デジタルの相互変換やアナログ調整回路に個性が現れる事が多くこれはメーカーの個性と共に部品のクォリティーに由来します。 単純に考えると同じメーカーであれば価格に比例してハイクォリティーの部品を使用するためクリアな音質へ向かうとなりますが、それが自分の好みの音質へ近づくかというとイコールではありません。 例えばとにかくフラットな再生音に拘るメーカーでは人によりクリア感は増しても迫力に欠けると感じたり、なめらかな音質が特徴のメーカーでは聴き心地はよいが解像度が足りないと感じる場合があります。 この印象がインターフェイスの実力とイメージしがちですが、再生環境によりこの印象はがらっと変わるケースも多く別のハードで再生すると多くの人が実感できると思います。 この場合の注意点で良いケースとしては安価帯の製品では出力系統にあまりコストを欠けていないケースが多く録音して聞いてみると軽い音や少しノイズが気になる場合でも再生環境を変えて聴くと以外としっかりとしたノイズの少ない音源だったりします。 悪いというか要注意の点はかなりフラットなセッティングのモニターで音質調整を行い迫力を付けたくて低域を強調して仕上げた結果、別の環境では強調されすぎていてモコモコした印象になってしまっていたりする事です。 このギャップを解消するためには常に作業する環境で普段も音楽を聴き環境に慣れるのが一番です。 特に好きな曲や目指すアーティストを聴くようにし目指す仕上がりのイメージギャップを縮めるのは大切です。 コンサートPAの現場などではライブごとにシステムの構成や会場が変わるためPAの担当者が自分のCDなどの音源を持ち込んで再生しまずは環境のチェックとバランスの調整を行うケースも多いです。 スタジオでも慣れないスタジオの場合は自分の持ち込み音源でいつも聴いている音質に近いバランスに再生環境をセッティングしてからレコーディングやミキシングのチェックを行ったりします。 また、ヘッドホンそのものにも個性があるため組み合わせも大切です。 音響機器やヘッドホンの音質の印象を私個人の体験から書くとヤマハは音域はフラットでハキハキした明るい印象、ローランドは中低が前に出つつ全体は締まった印象、べリンガーはフラットでサラッとした印象、ZOOMは低域が弱い印象、パイオニアは低域が持ち上がりつつ滑らかな印象、ソニーは低域に迫力があつりり全体をしっかり再生する印象、M-AUDIOは滑らかでありながら押しのある印象、といったところです。 当然ですが各メーカー再生向けと録音、音響向けの調整は違いざっくり区別すると音響製品はメーカーの個性がありつつフラットな傾向へ向かい、一般再生機器はより個性が際立つ方向へ向かいます。 あえて録音やミキシング作業に限って言うと滑らかで低音寄りの機器を組み合わせると音の粒が潰れてしまい好みは別にしてモニターとしての音質としてはあまり向いていない足し算になります。 フラットな傾向にある機材に解像度が低いヘッドホンを組み合わせると本来の音質よりスカスカやキンキンした印象となってしまいます。 よく相性のよい機材は? という質問を目にしますがこの質問はとにかく答えが難しくもしどなたかに相談したり質問を投稿したい場合はどういう音質で録音、再生したいかを明確にすると意見が得られやすいでしょう。 ここで間違ってはいけないのは好きなアーティストを例に挙げる方法で同じ曲であっても再生環境で印象が変わってくるため、あまり参考にはなりませんのでご注意を。 長々と書いていますが本当に好みや目的に応じた音質を得る方法ははっきりとした答えがなく、とにかく色々な環境を体験し自分が欲しい環境を明確にしていくしかないのでメーカーキャッチの高音質に惑わされないよう気長に色々と試してみて下さいませ。 SONY(ソニー)/MDR-CD900STはモニター用スタジオヘッドホンの世界定番。 フラットで解像度の高い音質に間違いはないですがノイズもミスも全て再生してくれるので使用する際はちょっと覚悟が必要です。 SONY(ソニー)/MDR-XD100は安くてモニターとしての再生音域を確保したい場合の有力候補。 解像度に過度の期待をしてはいけませんが価格に対しての再生力はちょっと驚くかも。 AUDIO TECHNICA(オーディオテクニカ)/ATH-PRO5MK2 BKはこの価格帯の人気モデル。 低音よりのチューニングですが再生音域は広くメリハリのある印象です。 PIONEER(パイオニア)/SE-M290はデジタル臭さの緩和を求めたい場合の選択肢。 パイオニアが低音寄りでトゲのない音質傾向なので安価帯インターフェイスでキンキンした再生音が苦痛と感じる場合で解像度より聴き疲れをなんとかしたい場合に活躍してくれるかも。
今までにもUSB接続マイクを紹介しましたがUSBマイク導入の難点がインターフェイスと違いソフトバンドルが少ない事。
ちょっとがんばってよさそうななマイクを購入しても録音はフリーソフトで本格的MIXや拡張性に不安がある場合も多いようです。 そこで今回は中級まで使えそうなソフトバンドルのあるUSBマイクを紹介します。 AVID(アビッド)/Vocal StudioはM-AUDIO製のUSBコンデンサーマイクとProTools SEのセットです。 ProTools SEは言うままでもない定番ソフトのバンドル版で単体でも十分にして拡張性も保持。 マイクはM-AUDIOという音響触れる機会の少ない方には聞きなれないメーカーですがProToolsとの連動性に重点を置いた製品開発を行っているメーカーでありながら音質や機能もコストパフォーマンスがよいと定評があります。 USBマイクとソフトで色々と迷ってしまうなら間違いのない選択肢として考えてもよいと思われます。
録音や編集について色々と書いていますが良く見かける質問で根本的な機材の見分け方、自分に合った機材へのたどり着き方を書いている場合、もしくはすでに外れている機材を購入してからどうしたらいいのか、というのがあります。
ここを訪れて下さる方々は音響に関する興味がある方が多いと推察しメーカーの分類をしてみたいと思います。 まず大分類するとPC機器メーカー、家電メーカー、音響メーカーとします。 音響的視点で見るとPC機器メーカーはPCで使える事が開発の根幹であり使いやすさに重点を置く傾向が濃く音質は後回しという印象があります。特に録音に関する機器に関しては顕著で簡単高音質や多機能を前面に出している商品も多いが、その意味はこの価格にしては、このサイズにわりには、という注釈があると言っていいでしょう。例えるならスカイプ通話を目的としているヘッドセットやスタンドマイクで高音質と定義する場合は相手が聞きやすい電話音質と考えてよいです。この場合の特徴としては周囲の環境ノイズが聞こえにくく話している声が聞き取りやすいとなり、そのためのチューニングとしてはマイクが反応できる距離と音域を限定します。これはまさに電話と同じで集音部から距離が離れると極端に聞こえが悪くなったり一定外の高音と低音がカットされます。 これに対し家電メーカーでは色々できる事を売りにしている事が多いです。加えて壊れにくいという点にも重心を置いています。これは長寿命が信頼の証となるが家電業界であるためです。ある程度の機能と耐久性を確保しつつ価格でも対抗しなければならないとなれば音質という面が削られる傾向になります。しかし家電メーカーの中にも音響に強いメーカーや別ブランドで展開している事もありある程度の価格以上の製品は音質でも優れている製品があります。 そして音響メーカーは特に音質に特化する傾向があります。しかし単機能を磨く傾向が強く特に低価格モデルは上位機種の音質を継ぎながら付帯機能を削ぎ落として提供している場合が殆どです。このため低価格帯であっても何かをスタートするために色々と機材をそろえると結局そこそこの予算が必要となります。 加えて初心者には馴染みのないメーカーが多く、またメーカー毎のキャラクターもありカタログスペックだけでは計れない部分も多い。 この大分類を目で確認するにはPCショップ、家電量販店、楽器店を覗くのが一番でしょう。 この3つのショップを巡ると楽器店が極めて楽器、音響に特化している事が分り、ある意味別世界のような感覚さえ覚えるでしょう。 極端に言えばそれが音楽、音響の世界であり身近にありながら意志をもって踏み込まないと触れられない世界である。かと言って遠い世界というわけではなく単に専門性があるというだけで初心者には初心者向けの機材や教本があるので興味があるならぜひ一歩、踏み込んでもらいたい。
現有や買ったはいいがPCに接続できなかったマイクをPCへ簡単に接続するためだけのUSBインターフェイスを数種紹介てしおきます。
ALESIS(アレシス)/MicLinkはケーブル付属タイプのダイナミック用インターフェイスです。 XLR端子のダイナミックマイクを接続する事だけを目的としています。 とにかく簡単が売りですが海外メーカーのためトラブルに合うとちょっと大変かも。 ALESISというメーカーそのものは音響メーカーとして評価されているので使えれば接続できるだけではなく音質の改善も期待できます。 BLUE(ブルー)/Icicleは48Vファンタム供給可能でコンデンサーマイクも使用可能タイプです。 現状がダイナミックマイクでいずれはコンデンサーへ乗り換えたい、気軽にコンデンサーマイクを利用したい方に向いているモデルです。 SHURE(シュアー)/X2uもファンタム対応のマイク用インターフェイスです。 価格を見るとマイク入力対応の普通のオーディオインターフェイスが購入できますが一番の魅力はSHUREブランドである事です。 SHUREファンならあえての選択もありかと思います。 |
カレンダー
カテゴリー
最新記事
(10/13)
(09/05)
(05/19)
(02/28)
(08/26)
プロフィール
HN:
みづきさとし
HP:
性別:
男性
趣味:
バイオリン鑑賞
自己紹介:
趣味の全般は音楽、特にバイオリンは奏法も価格も手の届かない存在なので完全趣味です。
現在、アフレコ主体の複合創作サークルで取り纏め役を務めています。 ペタペタと広告を貼っていますが、自分の興味のない分野を売り込めないのが悩みだったり。
ブログ内検索
各種ボタン
P R
カウンター
アクセス解析
|