スタインバーグブランドのオーディオインターフェイスURシリーズにコンパクトタイプのUR12が登場しました。
製品としての魅力はコンパクトながらループパック機能(ステレオミキサー機能)を搭載とマイクプリアンプがD-PRE採用という点でしょう。
URシリーズを冠しているので24bit/192kHz対応、Cubase AIダウンロード版入手可能は当然のごとく備えています。
ただし、D-PREで24bit/192kHzと表記上のスペックは申し分なくてもフラグシップモデルと音質で同等とは評価しきれないのが難しいところですがブランドとスペックからすればこのクラスを検討するユーザーにとっては安心の一手ではあると思います。
あえての注意点はUR12の製品名通りマイク入力1、Hi-Z1であるためステレオライン出力の楽器や音源、エフェクターが入力できない点と基本機能としてはDSPエフェクトがない、MIDI端子なしの点です。
なのでマイク接続かギター、ベース接続の収録、配信が基本目的です。
入門機と考えるか、音質維持でのループバック使用か、iPad/Mac/Windows対応なので持ち出しサブ器と考えるかで価値も変化するとは思います。


STEINBERG ( スタインバーグ ) / UR12