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みづきのブログ  (記事はあくまで個人的見解です。 また、勝手ながら混乱や荒しを避けるため コメントの掲載、対応は控えております。 あらかじめご了承下さい。)
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前記事ではアンシュミによる荒さの調整を書きましたが今回は予算がかかりますが音質を保ちながら一味加える方法としてアナログ回路の使用について書きたいと思います。
現在ではインターフェイスなどを通過した後は全てデジタルデータとして処理されますが音質保持の利点がありつつ素材毎の特性も保持するためクリアで高音質の音を組み合わせても綺麗だけどかみ合わないという印象が時々発生します。
これも前回書いた粒の違いに起源があり特に全くのデジタル発音となる音源と生音収録の声やアコースティック楽器は一つ一つに不満がなくてもMixの段階で違和感が出てしまう事もあります。
この場合の対処方法としてはあえてアナログ回路を通過させると少し音が落ち着きます。同じ機材を通せばアナログ回路の特性が加味されるのでなんとなくしっくり馴染む感覚があります。
特に軽くコンプレッサーを掛けたりすると音の粒が滑らかになるのに加えて音量増減の特性も似てくる傾向にあります。
アナログの感覚を強調したい場合は真空管回路を使用するとより効果が得られます。
真空管はどうしても周波数特性やダイナミックレンジに限界があり音質の劣化を感じる場合もありますがデジタルとは違う音の繋がりや丸み、暖かさという感覚を加味してくれるのでハマる人はハマります。
また、接続するケーブルによっても音質変化があるのでクリアで損失の少ない音を目指すか、全体の丸みを持たせるかによって使い分けます。
個人的には音質保持をしつつ丸みを持たせるにはOFC以下の純度か定番メーカーが向いていると感じます。
安さだけを重視すると丸くなるというより痩せた音になってしまいます。
これに対しクリアで透明感を持ちながらアナログ的音のつながりを得たい場合は6N(99.9999%)以上の純度を持つ銅線か銀線使用のケーブルを選択しすると欠損が減少します。

アナログ回路使用で基本的な注意点はアウトとインがループしない接続設定にする事。通常のインターフェイスの場合、ハードやソフトの設定をそのままで行うと信号がループしハウリングや最悪の場合故障するので同一ハード、ソフト経由で設定が分らない場合はあやふやなまま行わない事。
殆どの場合はマルチチャンネルのイン、アウトに対応したインターフェイスを使用しないと難しいです。
ソフトの設定で行う場合は再生音源のアウトをインターフェイス経由で戻ってくるインプットチャンネルもしくは録音トラックのモニター出力設定を再生音源のチャンネルとは別にする、もしくはオフにしてループを防止します。
これらの設定が困難な場合は音源を一度CDなどにして外部のプレーヤーで再生しお好みの回路を通して録音するのが安全です。
この場合の注意点は非圧縮音源を作成する事です。CDであれば通常のオーディオCDとしてその他のデータ再生の場合はwavやPCMなどにします。
再生音源をMP3など圧縮音声にしてしまうとその段階で劣化や損失が発生し音源としての質を保てないばかりかアナログ回路を通過させた場合に不足のノイズ発生や異常な変化が起こる場合があります。

BEHRINGER(ベリンガー)/MDX1600
BEHRINGER(ベリンガー)/MDX1600は安価ながら使いやすいモデルのコンプレッサー。
べリンガーのアナログコンプレッサーの特徴で昔から定評のある入力音源を自動判別してアタック、リリースを制御するオートコムを搭載しているので初心者でも簡単にコンプレッサーを体験できます。

BEHRINGER(ベリンガー)/MDX2600
BEHRINGER(ベリンガー)/MDX2600は上位モデルにあたるコンプレッサーです。
1600の基本機能の強化に加え様々な機能を追加することにより音の味付けを支えてくれます。


DBX(ディービーエックス)/1066
DBX(ディービーエックス)/1066はスタジオでもよく採用されるdbx社のコンプレッサー。
基本機能のクオリティーにこだわった設計が伝統で自分で音を作り込みたい場合にはこちらの方がよいかも。


BEHRINGER(ベリンガー)/MIC2200 Ultragain Pro
BEHRINGER(ベリンガー)/MIC2200 Ultragain Proは真空管回路搭載のマイクプリアンプ。
何度か紹介してきましたが低価格で真空管のマッチングを気にせずに使用できるのが最大の利点でしょう。

PRESONUS(プレソナス)/BLUETUBE DP
PRESONUS(プレソナス)/BLUETUBE DPも真空管回路搭載の2chマイクプリアンプです。
一つ上の安心と音質を求めるならこれ以上の価格が必要かも。

FURMAN(ファーマン)/M-8X2
FURMAN(ファーマン)/M-8X2はシンプルなパワーコンディショナー。
アナログ回路を使用する際に気になる電源ノイズ対策として有用で特に真空管回路を使用する場合はデジタル機器との相互干渉対策にもなります。

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プロフィール
HN:
みづきさとし
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性別:
男性
趣味:
バイオリン鑑賞
自己紹介:
趣味の全般は音楽、特にバイオリンは奏法も価格も手の届かない存在なので完全趣味です。

現在、アフレコ主体の複合創作サークルで取り纏め役を務めています。

ペタペタと広告を貼っていますが、自分の興味のない分野を売り込めないのが悩みだったり。
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