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みづきのブログ  (記事はあくまで個人的見解です。 また、勝手ながら混乱や荒しを避けるため コメントの掲載、対応は控えております。 あらかじめご了承下さい。)
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時々wavやmp3などのオーディオファイルとMIDIファイルを混同しているケースを見かけますので基本だ抑えておきましょう。
よく見るのがオーディオファイルをMIDIデータに変換できないか? や一つのオーディオファイルの中からボーカルを削除したり、指定したパートのみを抜き出したいという記事です。
厳密に言うとある業者に依頼すれば5分ほどの楽曲なら数百万程度でやってきりますが個人レベルでは事実上は不可能です。
イメージとしては一度出来上がった混ぜご飯を具材と白米に分けて元通りにして下さいのようなものです。
厳密には分子もしくは原子レベルで分解して再構成すれば可能ですが今ここで自分でできるか、といわれると無理、という次元の話です。
音も非圧縮データであるwavやPCMは技術的には録音してある全ての音を一つ一つサンプリングしているので形式上、分解再構はかのですが現実的に同じ時間軸で重なって発音されていると分解はかなり難しいです。
依頼できる業者でも元のデータから抜き取るというよりは元のデータを分析して極めて近い構成のデータを別に構成するというイメージです。
MIDIデータ化するにはこの再構成作業の後、単音分解してMIDIノート化します。
このMIDIデータとは通常音源を鳴らすための情報で簡単に言うと楽譜をデータ化してようなものです。
MIDIデータをオーディオファイル化する時にはMIDIデータを元に発音した音源の音を録音していると考えてください。なので元がMIDIで作った曲であっても一度オーディオファイル化してしまうとそれを再MIDI化する事は事実上無理です。
オーディオデータ化した後に楽器のパート毎の調整をしたい場合は楽器毎に別々のファイルとして書き出してマルチトラックオーディオ対応のソフトで調整します。
初心者の場合は音のデータファイルといえばステレオとモノラル程度の認識でプロの現場ではどうやって楽器ごとの調整をしているか、と疑問に思うかも知れませんが基本的にはマルチトラックで録音、調整をしていますので聞こえはステレオであってもデータ上は各楽器やテイクは別々となっています。

ちなみに単音であればMIDIコンバーターという機材を通せばMIDIノートとして出力できます。
このMIDIノートとは声や楽器の音ではなく音階や強さを数値化したものです。

SONUUS(ソナス)/i2Mサウンドハウス
SONUUS(ソナス)/i2MはUSB接続のギター、ベース用MIDIコンバーターです。
ギターでメロディを考える、ベースでリズムを刻む、思いついた演奏がMIDIノートで出力できます。
あくまで単音で、ですが。

ボーカロイド+DTMで音楽をはじめよう期間限定!購入商品がすべてタダのチャンス!2011/4/20~4/25 
 ボーカロイド+DTMで音楽をはじめよう はそのタイトル通りDTMとボーカロイドをまとめて説明してくれる解説本です。

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HN:
みづきさとし
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性別:
男性
趣味:
バイオリン鑑賞
自己紹介:
趣味の全般は音楽、特にバイオリンは奏法も価格も手の届かない存在なので完全趣味です。

現在、アフレコ主体の複合創作サークルで取り纏め役を務めています。

ペタペタと広告を貼っていますが、自分の興味のない分野を売り込めないのが悩みだったり。
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