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みづきのブログ  (記事はあくまで個人的見解です。 また、勝手ながら混乱や荒しを避けるため コメントの掲載、対応は控えております。 あらかじめご了承下さい。)
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〇発音練習
あ行
アは顎を自然に大きく開いてあくびを途中で止めたような状態。唇は無理にまるめる事はなく舌を下顎に軽くのせて発音しましょう。
イは顎をほとんど閉じて口の両端を引っ張るようにし、舌は前方を盛り上げて口の奥に空間をつくって発音します。
ウは顎を閉じて唇をすぼめ前に出し、舌の奥を高くして上顎の奥に近づけて発音します。
エはアとイの間くらい顎を開いて唇をやや左右に引き、舌の前方をアよりも高く持ち上げて発音します。
オはウの口を基準にして、それよりも顎をやや開き、唇は少し丸めて舌の奥を少し上げ発音します。

〇共通課題
あいうえおあお あいうえお いうえおあ うえおあい えおあいう おあいうえ、これを始めはしっかりと口の形を作り丁寧に発音します。数回繰り返した後にすべてを一息で言えるように練習します。これは全ての行で行います。

か行の子音は軟口蓋(口の内側、上部奥の軟らかい部分)についていた部分が息を吐き出して離れる瞬間の音で破裂音と言います。
この子音と母音のアイウエオを同時に発音するとカキクケコとなります。ただしキの音だけは舌の接点が他の音よりも前に移るので、舌の位置の違いを確認しましょう。

が行の発音方法は基本的にか行と同じですが、か行の子音は無声音であるのに対してが行の子音は有声音になります。が行の子音はか行の子音よりも強い破裂音なのであまり強く発音すると耳障りに聞こえるので注意しましょう。
が行鼻濁音の口の開きはが行と同じですが、舌の奥の部分を堅く膨らませて喉の奥につけるようにすると、鼻にかかったが行になります。感覚をつかむためにはンガのようにンをつけて少し大げさに鼻にかけてみましょう。

さ行の子音は舌と上顎を接近させて、その狭い間から息がこすれるように出る音で摩擦音と言います。
サスセソは前歯の裏に息を当てるように発音し、シの音は上の歯の歯茎全体に息を当てるように発音します。そのためスィの音ではなくシーの音となります。また、さ行を発音する時に歯と歯の隙間から息が漏れすぎると聞きづらくなるので注意しましょう。

ざ行の子音は舌先を上の歯茎の裏につけてふさいだ息の通り道を吐く息で押し破って破裂音をつくり、さらにその隙間から息を通してつくりだす音で破擦音と言います。
さ行の場合は舌先が歯茎の裏に接触しませんが、ざ行は接触します。ジの音はズィとならないように注意しましょう。

た行の中のタテトは舌の先を上の歯茎につけてそれが離れる瞬間に息を吐き出して音を出します。これはか行の破裂音と同じです。チツは破擦音になりティトゥにならないように注意しましょう。

だ行のダデドは破裂音でタテトと同じ口になりますが、た行の子音が無声音であり、だ行の子音は有声音となっています。
ヂヅの発音はジズと同じです。
ざ行とだ行は発音方法が似ているのでわかりにくくなりやすいので注意して発音しましょう。

な行の子音は舌先を歯茎につけたまま吐く息を鼻から抜いて出す音で鼻音と言います。
ただニの音は他より舌を硬口蓋(口の中の上部の硬い部分)の近くにつけて発音します。ニャ、ニ、ニュ、ニェ、ニョはこの要領で発音します。

は行のハヘホは子音に母音を合わせて発音するので口は母音と同じにし、喉で音を調整します。
ヒはシと口の形が似ていますがシよりも舌の中ほどを持ち上げて音を出す摩擦音です。
フは少しだけ開けた唇の間から息がこすれるように出て来る摩擦音です。上下の唇と歯を接触させずに発音します。

ば行の子音は閉じた唇を開く瞬間に出す破裂音です。
バの音は語頭にあると強く破裂しますが、語中にあると破裂が弱くなり摩擦音に近くなりますので違いを確認しながら練習しましょう。

ぱ行はば行の発音方法と同様の破裂音ですが、ぱ行の子音は無声音になります。
ば行との違いを意識しながら練習しましょう。

ま行の子音はば行と同様に閉じていた唇を開きながら発音しますが、破裂音ではなく、な行のような鼻音です。
鼻濁音と同じようにンをつけて練習すると鼻音である事を意識できるでしょう。

や行のヤユヨは口の形をイにしてから、アウオと発音と発音するとヤユヨと発音できます。
や行を構成する音は単独では音節をつくらないという子音的な性質を持っているので半母音となります。

ら行の子音は舌先を硬口蓋の方に反らして隙間から息を出して摩擦音を発してさらに舌先で硬口蓋を弾いて歯茎にぶつけながら発音します。
巻き舌は舌先で硬口蓋をニ、三度弾くために起こる音です。

わ行のワは口をウの形にしてから発音する音でや行と同じ半母音です。
従来わ行はワの他にもイウエヲがあり「ウィ」「ウェ」「ウォ」としていましたが、現在ではヲもオと同じ発音になりわ行の発音としてはワだけになります。

んは舌の奥の表面を上げて息が出ないように口を閉じてその息を鼻に通して跳ねるように出す音で、發音と言います。
表記上ではンの一種類しかありませんが、唇や舌などの使い方で表現は数種類あり、ンの後に来る音によって分類する事が出来ます。

ぱ、ば、ま行の場合は唇を閉じてつくる音になる傾向があります。(損保、看板、不鮮明など)
さ、た、だ、な、ら行の場合は舌先と歯茎を使った音になる傾向があります。(建造、検体、寝台車、年内、信頼など)

か、がの場合は舌の奥と軟口蓋でつくる音になる傾向があります。(真剣、漢学など)
詳しくはアクセント辞典で確認しましょう。

各行の単語の練習などはアクセント辞典や国語辞典などを利用しましょう。


NHK日本語発音アクセント辞典  発音、アクセントの定番辞典。
叫びの壷  限られた環境での練習に。

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バイオリン鑑賞
自己紹介:
趣味の全般は音楽、特にバイオリンは奏法も価格も手の届かない存在なので完全趣味です。

現在、アフレコ主体の複合創作サークルで取り纏め役を務めています。

ペタペタと広告を貼っていますが、自分の興味のない分野を売り込めないのが悩みだったり。
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