みづきのブログ
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マイクについては各カテゴリーで触れてきましたが動画サイト投稿やサウンドドラマ制作、バンド活動において一番基本にして選択肢の多い機材である事から独立したカテゴリーにしてみます。
まず最初にPC内蔵マイクやスカイプマイク、ボイスレコーダー内蔵など簡単マイクからの高音質化を希望する場合、最初に候補に挙がるのはダイナミックマイクではないでしょうか。 ダイナミックマイクの利点は専用の電源を必要とせず変換プラグで多様な接続が可能であったり、耐久性に優れている点です。 これはダイナミックマイクの構造がマイクに内蔵されたコイルなどに声などの振動エネルギーが加わると静電性の電流が発生しそれが音声信号として出力される流れで元々一定の電流が流れていないためショートしにくい事で多少の衝撃では破損するような構造にはなっていないためと、開発の意図がライブや汎用向けからスタートしている場合が殆どで使用条件としてマイクスタンドからの脱着や振り回される状況に耐えなければならないため単純で堅牢な作りを要している点があります。 ただし、レコーディング用高級機にあるリボンタイプは一般的にコイルより繊細な振動に反応するよう設計されている事が多く、その分過度の衝撃には弱い傾向にあります。 肝心の音質はモデルごとに個性があるので一概にはいえませんが、よく比較されるコンデンサーマイクに比べると高域が欠ける傾向があり感度も低いです。 あえて個人的に初心者でも検討できる予算内マイク数千円~1万円前後のボーカルマイクであれば日本メーカーに拘る事は失敗の元と考えます。 日常的に見かける事の多いカラオケや設備マイクは国内では国内メーカーが使用されている事が多くこれらが安心できるのでは? という印象を持つと思われますが安心、つまり出荷状態の品質ムラが少なく初期不良が少ない、サポートがしっかりしている、見た目がきれいという観点では日本メーカーが優位です。 そのため販売する側としてリスクの少ない商品を選び予算がある程度付く公共施設やカラオケメーカー、チェーンではこれらが多く使用される結果になります。 しかし、これが一歩音楽の場面という視点で見るとライブやコンサート、スタジオ設備で日本メーカーのダイナミックマイクを使用している所はかなり希少です。 これは単純に音質という点で優れているから選ばれていると考えて大きな間違いではありません。 シュアーの場合は定番だからという理由で選ばれている事も多いですが。 海外メーカーは箱が傷んでいたり小さなキズがあったりすのは結構当たり前で手にした瞬間は本当に大丈夫か? と思いますが実際の音を比べればプロユースで選ばれる理由はすぐに理解できると思います。 マイク以外の分野では日本メーカーも決して負けておらず世界でも認められているシリーズがあったりしますが、マイク、特に音楽用ダイナミックマイクに関しては劣勢であると言えるでしょう。 海外メーカーを選択する場合の注意点はもしもの時のサポートです。販売店イコール代理店であったりメーカーの日本語窓口がなかったりする場合もあるので取り扱い実績のある販売店を選ぶのが無難です。 色々と情報を集め選定したマイクが近くの販売店になく取り寄せとなる場合は交換や保証でモタモタするケースも多いようなので、もしそれしか選択肢がない場合は販売店のシステムと対応力をよく確認して下さい。 中には販売後のサポートは直接メーカーへ、とか低価格の商品の保証書に販売店の記入を手抜きしたりする所もあるので。 では、実際にボーカル向けのモデルを幾つか紹介しておきます。 BEHRINGER(ベリンガー)/Ultravoice XM8500は低価格帯ボーカルマイクとして定着しつつあるモデルです。 価格の魅力を除外してもダイナミックマイクとしては音質も優れていて下手な初心者セットに含まれるマイクには負けない実力があります。 AUDIX(オーディックス)/OM3はボーカルマイクとしてとてもコストバランスの取れた一品です。 OMシリーズでも3以上が本格的マイクとなります。 一番の魅力はダイナミックマイクとしてはとても高域の抜けがよくありがちな篭った印象が少ない点にあります。 AUDIX(オーディックス)/OM5はより音域のバランスが取れたモデルです。 ダイナミックマイクでクリアーな音質を求めたい時の有力候補でしょう。 SHURE(シュアー)/SM58は世界定番のダイナミックマイクです。 後発モデルと比較すると高域の伸びが足りないと感じる場面もありますが芯のある存在感はライブシーンでボーカルの迫力を演出してくれます。 最も定番ではあるためマイマイクの持込をあまり好まないライブハウスなどでも許容してくれるのも魅力です。 SHURE(シュアー)/BETA58AはSM58を現代的にカスタマイズしたようなモデルです。 SM58より高域の抜けを改善し自然なボーカルを再現、指向性を狭くする事でハウリングや環境ノイズの入り込みを抑制しています。 SM58系統である事からバンドボーカルのマイマイクとしてもお勧めできます。 PR |
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趣味の全般は音楽、特にバイオリンは奏法も価格も手の届かない存在なので完全趣味です。
現在、アフレコ主体の複合創作サークルで取り纏め役を務めています。 ペタペタと広告を貼っていますが、自分の興味のない分野を売り込めないのが悩みだったり。
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